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今日、昼食後に玄関ロビーで新聞を読んでいるとスタッフに車椅子を押してもらって特養のSさん(女性)がやって来られました。久しぶりにお会いしましたがお元気そうで色々とお話しを伺うことができました。
最近はなかなか他の入所者と話しをする機会が無くて寂しいとのことで、さっそく「なんぶふれあいステーション」(ご利用者向けパソコンコーナー)にお連れしました。そこで「なつかしの法勝寺電車」スクリーンセーバーを見たり、インターネットでふるさとの地図を見たりとパソコンに親しんでいただきました。そして「60歳以上のボイスチャット部屋」で広島の71歳の女性とお話しをしていただきました。はじめはとても緊張しておられましたが、次第に笑顔がこぼれ、その相手の方が通所サービスを利用しながら、自宅にいるときは「認知症予防」でチャットをされていることや兄弟が米子にいらっしゃることなど色々なお話をされました。そして、お別れのとき広島の女性が「ごきげんよう、またここでお会いしましょう」と言っていただいたのが嬉しかったです。その後、お部屋までお連れしましたが別れ際まで「ありがとうありがとう」と、本当に喜んでおられました。
ネットでのコミュニケーションは若い人だけのもの、影の部分があり好ましくないなど色々なことを言う方がいますが、今日のSさんを見ていると入所されても外部との関わりや新しい出会いなどを求める気持ちに年齢差はないと実感しました。また、インターネットを使って施設の外に目を向けていただく事や、それをサポートすることもご利用者サービスの一つだと実感しました。これからもこの「ふれあいステーション」を人と人のふれあいの架け橋としてもっと活用できたらいいですね。
(T村)