鳥取県米子市の老人福祉施設 なんぶ幸朋苑のスタッフやご利用者が参加するブログエッセーです。管理人やご利用者のエッセー、施設からのお知らせなど、このブログでなんぶ幸朋苑を身近に感じていただけたら幸いです。
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今日、米子市立五千石小学校3年生の子供たち(男の子4人、女の子3人)が担任の先生に引率されてなんぶ幸朋苑に「車イス体験」をしにやってきました。先生によると「総合学習」の一環で近く障害者作業所に訪問する予定があるそうで、作業所には車イスの方が多いので、まず操作方法を学ぶためにやってきました」とのこと。
たしかに、車イスの操作は意外と難しく、また大人が乗っても子供の力で動かせることから、事前に操作を学ぶということは大切なことです。理学療法士からは、同じように見える車イスでも様々な種類や特徴があり、ご利用者の状態に合わせて使い分けていることや、急に止まると乗っている人が前に飛び出てしまうことなど実際の操作の注意点などの説明があり、みんな真剣に聞いていました。そしていよいよ、外に出て実際に操作してもらいました。
玄関のわずかなスロープでも勝手に動き出したり、車輪を反対に動かすことでその場で回転したりと意外な動き方をする車椅子に大喜びの様子でした。作業所での交流が終わった後でも、今日のことを思い出して、街で自走が困難そうな車イスを見つけたらすすんで介助をしてくれたらいいなと思いました。今回は入所者との交流はありませんでしたが、次回は是非交流に来てくださいね。
(T村)
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