鳥取県米子市の老人福祉施設 なんぶ幸朋苑のスタッフやご利用者が参加するブログエッセーです。管理人やご利用者のエッセー、施設からのお知らせなど、このブログでなんぶ幸朋苑を身近に感じていただけたら幸いです。
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今月からここ米子でも地上デジタル放送(試験放送)が開始になりました。そんな折、昨日、入居者の方から「あんた地デジってどげなもんか知っちょお?最近よう見いがちょっこー教えてやい(米子弁)」と質問をいただきました。よく聞くと何年か先には今のテレビがただの箱になると危機感を募らせていらっしゃるとのこと。確かに最近「あと何年でアナログ放送は終了」と盛んに宣伝してますね。「今よりきれいに写っていろんな情報が見られるそうですよ。チューナーをつけたら今のテレビでも見れますよ。」と、回答させていただきましたが、実際見たことがなかったので、さっそく電気屋さんに行って見て来ました。
「これが地デジテレビかあ~」と、ニコニコ寄ってくる店員さんを尻目に色々触ってみました。
「こんなん買ったら今、テレビの上に乗ってるもん、どこに置きゃええの?」と思うくらい薄型で、豪華さを競った昔の家具調テレビの時代がうそのようです。リモコンもボタンの数がやたら多く、字も小さくお年寄りにはかなり厳しいかも・・。
そして鮮明に映し出された画面を見てビックリ。「クローズアップ現代の司会者ってこんなに老けてたっけ?」と番組より目の下のしわにばかり目が行ってしまいます。プロ野球中継では観客の顔も見れるとのことですが、高い買い物でそんなもの見てもしょうがありません。
技術の進歩はすばらしいですが、見なくていいものまで見れてしまうのはちょっといただけませんね。
そんなことより2011年7月24日アナログ放送が終了するまでにお年寄りに優しいテレビの開発をお願いしたいものです。ヾ("・ω・)っ ♪
(T村)
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