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いよいよ12月です。いろいろあった激動の2006年もいよいよあと4週間を残すのみとなりました。そろそろ年賀状の準備をはじめましょうかね・・。さて、毎年12月はオーケストラの「かき入れどき」とも言われ、年末になると日本のあちこちで「第九」コンサートが行われます。ここ鳥取県でも先日、県民による第九コンサートがあったばかりです。ただどこの地域も思ったより公演の歴史が浅く、近年ブームのように広まって行ったようですね。特に今年は「バルトの楽園」「敬愛なるベートーヴェン」など、「第九」を扱った映画も公開され、物語の題材としても注目されているようです。
ところでなんで日本の年末に「第九」なのでしょうか。他の国ではここまで演奏されていないようですし、数人の外国人に聞いてみても年末=第九という図式は日本だけのようです。それに作曲家はベートーベンだけではありませんし、他にも合唱の曲は数多くあります。さらにドイツ語歌詞の内容もキリスト教をベースとしていることから、クリスチャン人口が1%にも満たないこの日本でここまで「第九」が流行るのは不思議で仕方ありません。
そんな謎を解くために(?)今年も「一万人の第九」コンサートに参加してまいりました。
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前号でも書きましたが、秋から冬の3ヶ月で6回のレッスンがあり、そのうち4回以上参加しないと出演出来ないことから、もうやめようと思ってはいるのですが、あの達成感、充実感、爽快感は一度味わったらなかなかやめられません。それと、今年は優香、元ちとせなどの有名人と同じ出演者としてご一緒しましたが、番組制作の裏側が見れたり、お隣同士仲良くなったりと非日常的な体験ができることから、「また来年」となってしまうのでしょう。また歌詞に「忘年(ボーネン)」「が安全ベルト(ガンゼンベルト)」など、歳末交通安全運動を匂わすキーワードが入っており、日本の風習にもマッチしているものと考えられます^^; とにかく、「第九」ファンは確実に増えているみたいですね。詳しい歌詞はこちらでご覧ください: http://www.kanzaki.com/music/lvb-sym9f.html
そんな今年の「一万人の第九」にはおよそ20人くらいの90歳以上の方々がいらっしゃいました。最高齢は95歳だそうで、司会者の呼びかけに起立して手を振るお年寄りの皆さんは圧巻でした。今年もなんぶ幸朋苑のご利用者に「米子がいな祭り」や「24時間リレーマラソン」に参加していただきましたが、来年もこのように様々な機会に外に出ていただけるようにお元気でお過ごしいただきたいと思います。
(T村)