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4月7日(土)米子コンベンションセンター「BigShip」にて当法人の研究発表会が開催されました。
従来の施設群の職員はもとより、この春開設した東京都北区の「うきま幸朋苑」や家族会・地域代表、中国人研修生など多くの方が集まり、140題以上の研究が5つの会場に分かれて発表されました。
私も8年前から、毎年なんぶ幸朋苑職員の発表原稿やスライド作成のお手伝いしたり、コンピュータ委員として発表大会に関わってきましたが、発表内容、スライド共に年々職員のレベルが上がっているなと実感させられました。特にユニットケアへの移行後は、各ユニット毎に職員のアイデアが活かせやすく、「居酒屋に行きたい」などご利用者の些細な望みを叶える小回りの効いたケアが提供されている様子にとても感心しました。また、忙しい合間に作ったにもかかわらず非常に見やすく、コンパクトにまとめられたスライドを見ると、そこらの学会より勝っているのではないかと思ってしまいます。どの発表もそれぞれの立場で専門性を持った意見が多く、とても聞き応えのある発表でした。今回の発表から何題かは老健大会などの全国大会で披露されますが、分厚い抄録集を見ていると、全て全国に通用する内容だと思いました。発表者だけではなく、運営スタッフも非常にてきぱきと動き回り、とてもすがすがしい気分の中で無事、全ての行事を終了することができました。
今朝、出社すると机の上に特養の男性スタッフMさんから「研究発表では大変御世話になりました。本当に助けて頂き感謝しています。ありがとうございました。」とのメモと一緒にドーナッツがおいてありました。また、ポスター発表をお手伝いをしたS課長からもご丁寧なお礼の言葉を頂戴しました。このように研究発表大会という大きなイベントを終えて、心新たに現場に戻り、ご利用者と関わっていくスタッフの姿に対し頼もしさと、さわやかさを感じました。また、このように素直に感謝の心が言える、これこそご利用者に感動を与える姿勢だと思います。この発表会を通して、旧知の親交を深めただけでなく、多くのスタッフから知識と感動をもらい、「私も負けちゃおれん!」と思うT村なのでした。
(T村)