[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
5月12・13日の2日間にわたり、日吉津海浜公園で毎年恒例の「24時間リレーマラソン大会」が開催されました。この大会に今年で2回目となる「フレッシュ!!なんぶ幸朋苑」チームで参加して参りました。
このチームは、なんぶ幸朋苑の各部署からの代表選手とケアハウス、グループホームなるみのご利用者、総勢67名で結成されており、部署を越えた職員の相互交流とご利用者の社会活動参加を目標にして、前回大会からなんぶ幸朋苑家族会のご協力をいただき出場をさせていただいています。
正午にスタートして翌日の正午まで、24時間タスキをつないで行く過酷なレースですが、「フレッシュ!!なんぶ幸朋苑」チームは記録への挑戦は一切考えず、楽しい交流の場を提供するための参加を目的としています。また、初回参加から私設救護所を設け、他チームの選手たちの救護も行っています。今年も6名の方がテントを尋ねて来られました。
テントサイトでは懇親会が催されゴスペルオーブのライブやビンゴ大会がありました。同じコタツにいろんな部署の職員が入り混じり、夜遅くまで話の輪が広がりました。
「フレッシュ!!なんぶ幸朋苑」チームの主役といえばやはり、ご利用者代表選手の皆さんです。昨年はお2人だったご利用者代表選手も今年は一気に5人となり、他のチームの参加者たちからも盛んな応援を受けながら無事にタスキをつないでいただきました。私も最終ランナーのグループホームご利用者と一緒に歩きましたが、コースの半分が海岸に面しており、さわやかな潮風を浴びながら「なんと景色がええなあ~」「みんな走ってござあねえ」と、のんびりした雰囲気で写真を撮ったりお話ししながらご利用者のペースに合わせて歩かせていただきました。そのお蔭でかゆっくりと景色が流れ、競技参加中には気にもとめなかった草木や花に気付かされるなど、大会の最後に色々な発見をさせていただくことができました。追い越していく選手達も「おばあさんがんばってください!」「もう少しでゴールですよ~!」と声援を送っていただき、おばあさんたちも「あんたやちもがんばんないよぉ~!」と答えておられました。最後はみんなで手をつなぎゆっくりとゴールしました。競技とはいえのんびりと幕を閉じたレース参加でしたが、これが「フレッシュ!!なんぶ幸朋苑」らしさではないでしょうか。付き添いの職員の皆さんもお疲れ様でした。
一夜明けて、私も準備、後片付けで大変疲れてフラフラでしたが普段は中々話をする機会がない違う部署の職員同士が廊下で「昨日はご苦労様でした!」と挨拶しあう様子を見て、『今年も参加して良かった!!』と思うT村なのでした。参加に際し協力を頂いたみなさんありがとうございました。
(T村)