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今日、生活支援ハウスのAさんが嬉しそうに「パイナップルが伸びたけん写真撮ってぇ!」と電話をしてこられました。さっそく訪問してみると、中庭の「花のさんぽ道」でAさんを発見、詳しくお話を伺いました。
知り合いから貰った沖縄土産のミニパイナップルが鑑賞の末しおれてしまい、先っぽの葉の部分を切って、再び大きくしようと挑戦して一度は失敗したものの、特養看護師のHさんから同じ葉を譲り受け二度目の挑戦でついに根付き、立派に成長してきたというもの。はじめの失敗を教訓に、まず水につけて根っこを出してから植えたとのことで、慎重に扱ってきたAさんにとって喜びはひとしおでしょう。電話での弾む声の意味がようやくわかりました。
パイナップルの生命力には驚かされましたが、このまま大きくなった暁には実がなり、食べられるということでさらにビックリです。しおれた状態から手当てを行い、ここまで回復させるとは・・・Aさんはまさに「なんぶの救命救急士」です。
よくテレビで「ど根性大根」「ど根性スイカ」など、アスファルトの間から伸びる野菜や果物が脚光を浴びますが、葉っぱを繰り返し植えることで実がなるなんて、自然の力と人間の力が合わさったすごい「ど根性」だと思います。
Aさんは、日ごろから愛情を持って「花のさんぽ道」を整備されてますので、このパイナップルは今後も立派に成長していくことでしょう。
色々調べていくと、このように観賞用の植物を何代も育てる方がいる一方で、Aさんと同じ方法で市販の野菜や果物を自宅栽培する方がいらっしゃるようです。
http://doramifi.hp.infoseek.co.jp/page009.html ←リンク
ドリアンの栽培とか頭がクラクラしそうです。(´・ω・`)・・・
野菜や果物を食べる時、これまで何気なしに皮や葉っぱ、種など多くの部分を捨ててきましたが、今日のAさんの笑顔を思い出し、今後生かせる部分は生かしてみようかなと思ったT村なのでした。
(T村)