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鳥取県米子市の老人福祉施設 なんぶ幸朋苑のスタッフやご利用者が参加するブログエッセーです。管理人やご利用者のエッセー、施設からのお知らせなど、このブログでなんぶ幸朋苑を身近に感じていただけたら幸いです。
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この6月19日から22日まで、韓国 慶尚南道南海郡より南海海城(ナメヘソン)高等学校の全校生徒212名と学校関係者30名の総勢242名がここ米子市を訪問しました。
海外からのお客さんでは県政始まって以来、過去最高といわれるほどの大人数の来県ということもあり、県文化観光局、西部県民局、米子市国際交流室、県西部日韓親善協会などで受け入れの実行委員会を組織し、私T村も民間国際交流団体の代表ということで参加要請をいただき、スタッフ兼通訳として参加して参りました。

今回は63名の学生がホームステイをしましたが、なんぶ幸朋苑の職員さんにも協力していただき、6名の受け入れをしていただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
その中で、デイサービススタッフのFさんの家にホームステイした、3年生のパク・ソンヒさんとパク・ヒャンジンさんが、帰国直前の6月22日朝、なんぶ幸朋苑を訪問しました。


グループホームなるみで(↑クリックで拡大)


朝礼で挨拶をした後、各施設を見学しご利用者と挨拶を交わしましたが、どこに行っても笑顔で「こんにちはー」「アンニョンハセヨー」と頭を下げる二人にご利用者もとても喜んで歓迎されていました。ご利用者とお話を始めると意外なほど「私、昔は韓国に住んでいたのよ。終戦で帰ってきたけど、楽しかったわ」という方が多く、二人ともとても驚いていました。また、90歳以上の方でも、とても若々しいと驚いていました。他にも「キムチの作り方教えて欲しい」「韓国へ一緒に行きたい」「将来の夢は?」「日本の印象はどうですか?」など、どこに行っても話の輪が咲きました。今回、なんぶ幸朋苑を訪問したのはこの二人だけでしたが、様々なサービスを提供している日本の複合福祉施設に驚いた様子で、「(他の学生が)誰も見学していない場所だったので初めは緊張したけど、優しい人ばかりでとてもよい見学交流でした」と、ご利用者、スタッフに感謝していました。

最後には、ホストファミリーFさんとの淋しいお別れがありましたが、「高校を卒業したらまた来ます。それまで皆さんお元気でいてくださいね!」と、涙をぬぐいつつなんぶ幸朋苑を後にしました。

交流の終わりはいつも淋しいものですが、言葉ではなく心が通じ合ったからこそ感動するんだなあと、いつも思います。また、苦労があったからこそ感謝されることも身に沁みてわかりました。私もお昼から交流に駆けつけ、夜遅くまで連絡調整にあたるなど、4日間苦労が絶えませんでしたが、色々勉強になった今回の交流事業に参加でき本当に良かったと思いました。これからも民間交流ボランティア活動頑張ります!

                                               (T村)

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